気づいたら外は真っ暗になっていた。
「そろそろ帰るか」
「…だね」
ファミレスにはいっていた私たちは重い腰を上げた。
綾人と会えるなんて、一緒に出かけれるなんて思ってなくて、今日が幸せすぎて。
帰るのがすごくすごく寂しく感じた。
ファミレスをでて前を歩く綾人の背中を見てると切なくなる。
「好きだ。」って言ってしまいたくて
でもこの関係が壊れるのが怖くて
幼馴染っていう立場に甘えて結局辛くなる。
なぜか泣き出しそうになりながら綾人を追いかけた。
「ごめんな、送ってやれなくて」
「大丈夫。駅までわざわざありがとう。
また夏休み明けに学校でね」
申し訳なさそうな顔をする綾人に笑って見せた。
「…また夏休み中に予定が合えば遊ぼうぜ。今日楽しかったから。」
早口にそう言うと綾人は背を向けて歩き出してしまった。
「綾人!絶対遊ぼうね!!」

