綾人の友達と中学の頃から付き合ってて、その相談を受けてたんだって。
……ってことは…?
全部、私の勘違い…?
「〜〜〜〜」
顔に熱が集まる。
なに1人で勘違いして避けたり綾人を傷つけたりしたんだろう…
「ごめん、綾人…」
完全に落ち込む私に綾人はまた笑い出す。
「ほんっとばかだわ」
……ねぇ、そんなに優しく笑わないでよ。
また、勘違いしちゃうから…
「うるさいっ!ばか!!」
ドキドキと高鳴る胸に気付かれないようにポカポカと綾人を叩く。
「ちょ、おまっ、いてぇって!」
「綾人が笑うから〜!」
2人で顔を見合わせて同時に笑う。
まるであの頃に戻ったようだった。
あっ、そうだ!
ガサゴソとカバンを探る。
綾人が私のいきなりの行動に首を傾けた。
カバンの中から出したのは前に買った、リストバンド。
「はいっ!」

