重い体をひきずって学校を後にした。 カバンの中にいれているリストバンドを手に取った。 もうすぐ綾人の誕生日。 それまでには話せるようになって… 綾人に渡そうって… 思ってたのに… こんなんじゃ渡せないよ… ぎゅっとリストバンドを持つ手に力をいれた。 じめじめとした空気が肌にまとわりつく。 暑い夏が、もう目の前に来ていた。