年下のキミと甘い恋を。




女の私でもドキッとするほど優しく笑った莉緒にどういたしまして、と返した。


少し話してからレストランを出る。


近くのショッピングモールで服や雑貨を見て回る。


「ねぇ、綾人くんはどうするの?」


服を見ながら莉緒が何気なく言った。


「え?」


驚きすぎて、一瞬固まってしまった。


「鞄に入ってるやつ、綾人くんにじゃないの?」


私は思わず鞄をぎゅっと抱き締めた。


み、見られてた?!いつ!?


「財布とか出すときに、あたしが立ってる位置からだと丸見えなんだよねぇ〜」


莉緒はにやにやと笑う。


顔に熱が集まるのを感じながら、思いつく限りの言い訳を口にするけど無駄なようで。


「今のままじゃだめだと思うんだよね。
楓菜、綾人くんと目あったら逸らしてるでしょ」


それもバレてる?!なんでぇ!?


「な、なんで…」