年下のキミと甘い恋を。



「そっかそっか。
綾人、くん?が好きなら好きでいいじゃん。
さっきの女の子が綾人くんの彼女だとは限らないでしょう?」


莉緒が優しく微笑む。


なんか、鼻の奥がツーンときて、


私は莉緒の前で大泣きしてしまった。


私が泣き止んだ頃には授業の終わりを告げるチャイムが鳴ってしまって。


私に付き合わせて莉緒まで授業をサボることになってしまったことを申し訳なく思う。


「ごめんね?莉緒までサボらせちゃって…」

「全然いいよ!!
てゆか楓菜の気持ちちゃんと聞けてあたしは嬉しかったし?」


そう言ってにっと笑う莉緒。


私はもう一度だけありがとう、と莉緒に伝えた。


「教室戻ろうか」


立ち上がってスカートを軽くはらった。





「…柏木、蒼井」


教室に戻ると宮城が後ろから話しかけてきた。


「山川が呼んでる」

「え、なんで私ら?」