「ヒューっ
これ、早坂聞いたらどう思うんだろう」
………うそ、だ。
動揺しすぎて、ガタッと音を立ててしまった。
「………凛桜?」
のっちが心配そうに見てる
「………あ、ごめ…っん
話、続けてていいから。」
手で顔を隠しながら自分の机まで向かう
「………はや、さか…」
羽鳥が声をもらすけど
私は普通に教科書を取ると
男が持ってる私のラブレターを奪う。
「あっ、」
そしてビリッと真っ二つに破る
「………アンタなんかっ、
大嫌いよ……っ、!!」
そう言って、羽鳥を睨みつける。
「………」
静かに俯く羽鳥。



