羽鳥のくせに調子に乗るな!!





「羽鳥のことがずっと前から
好きでした。付き合ってください〜。」

一人の男子がふざけたふうに読み上げると

「ぎゃはははっ!! なにそれ定番〜」

「てか、あいつ羽鳥が好きだったんだ」


周りの男子が笑い出す。



「んで、どうなんすか?
羽鳥くーんっ」



ふざけた様子で羽鳥に話をふる。






羽鳥は、ちゃんとやめろっていうよね?



羽鳥はそんな人じゃないもんね…?













でも、そんな期待もすぐに壊された。







「はぁ?振るに決まってんだろ。
てかあいつとは友達だっつぅの。
勘違いしちゃってた系?うぜ〜」