羽鳥のくせに調子に乗るな!!




靴を上履きに履き替えて
階段をダッシュする。

そして、教室が近くなってくると


「ぎゃははははっ!
待てよ、これ超ウケるんですけど」


男子のうるさい声が聞こえた。


「え、なにまだ残ってんの?」

のっちがぎょっとした顔でそう言う。





「え、これ手紙じゃん!!
しかも〜、早坂から羽鳥に向けて!」










え?






「よし、見ようぜ!
な、いいだろ?羽鳥!」







………ねぇ、そこに羽鳥がいるの?




「は? あ、ああ。」




……っ、!