「やだよ! 勘弁!」 そう言ってると 「だめだ!もう決まったんだ!」 なんてキラキラ輝くオーラを出しながら言うもんだから 「………はいはい」 これはもう、何言ってもダメだと思った。 渋々OKを出すと、私はすぐに、職員室から退室した。 「はぁ〜。ありえない」 ボソボソいいながら、教室に戻ると さっき原っちから貰ったプリントを見る 「なんだこれ…。大変そう」 でも、ところどころ大切な文がある。 私はそこをペンで書いた。 すると、ガラッとドアが開いた。 「………あ、早坂か」