「れん、このかわいい子は?」 「……俺の彼女」 少し照れ臭そうに蓮くんが答える。 「こっ、こんばんわっ……えっとっ、小林千夏です」 私が挨拶をすると、その人は嬉しそうに笑ってくれた。 「まぁぁ、千夏ちゃん!いらっしゃい!! 私は蓮の母です。 晩御飯はもう食べた?」 「….い、いえ!まだです」