「嘘って?」 「あたし・・・佐野先輩が好きなんです・・・。」 市川さんと三澤くんの嫌いな佐野先輩を。 引くでしょう・・・? 自分から罠にかかりに行ってるんですから。 だけど三澤くんの放った言葉は、 「だから?そんなの知ってたけど。」 ピタッと止まる涙と、 その言葉を聞いて変な声が出た。 知ってたって・・・・・・? 気付いてたって事でしょうか。 「暇さえありゃ窓から眺めてるし、さっきの電話。佐野って奴じゃねぇの?」 バ、バレてる・・・。