もちろん顔なんぞ見れる訳も無く・・・、 ただ俯いたあたしに佐野先輩は言いました。 「口聞けねえのかよお前。」 その口調から怒っている事は察してたのですが、 あたしなんかが佐野先輩と言葉を交わすなんて事は・・・。 なんて考えていた時、 佐野先輩の一撃が頭上から降ってきたのです。 「どけよ、有害物質。」 頭の中で終わりの鐘が何度も何度も響いて、 流れ落ちる涙と共にあたしはその場から走り去りました。 それが去年の今日でした_____…