そんな先輩がカッコよくて、 あたしの脈は一気に加速し鞄を持つ手に力が入る。 「こんな感じ?」 そう言ってあたしの前で膝を付き、 あたしの手を取り優しくなぞる。 佐野先輩はあたしの王子様。 だけど佐野先輩のシンデレラは______… あたしの手の甲に軽く口を付けた先輩は、 優しく微笑み立ち上がる。 「むぅちゃん顔真っ赤。」 当たり前です。 ずるいよ・・・先輩______…