結局、負けたあたしは、 佐野先輩から1、2歩遅れて歩いている。 「むぅちゃん、早くおいで。」 そんなあたしを気にして、 佐野先輩は足を止めあたしに手招きする。 これは夢なんでしょうか・・・。 大好きな先輩が隣にいる。 それに・・・あたしだからいいって______ それってどうゆう意味ですか・・・先輩。 「ん?」 あたしの視線に気付いた佐野先輩は、 上からあたしを見下ろして「何?」と言わんばかりの顔。