「むぅ、またね~♪」 結局あたしは最後まで市川さんに言えず。 罪悪感が残る中、帰る事にした。 「じゃ。」 三澤くんにも言えなかった。 きっと三澤くんに話せば市川さんも知るだろう。 嫌われたくない______ トボトボ歩くあたしに、 何人かクラスメイトが話かけてくれたけど、 今はそんな気分でも無く軽くあしらった。 靴を履き替え校舎を出ようとした時____… 「むぅ~ちゃん。」 あたしの足を止めたのは佐野先輩・・・。