「むぅちゃん」 後ろから聞こえたその声に上がる体温と心拍数。 ・・・どうして。 何で来たんですか・・・佐野先輩_______… 暗がりの中、 迫ってくる砂利を踏む音・・・。 静かにあたしの隣に座ると、 先輩は何も言わずじっとあたしを見る。 先輩を見れないあたしは、 気を紛らわすかの様に洗った食器をまた洗い出した。 「何で俺のこと見ないの?」