三澤くんは口数が多い訳ではないし、 むしろ少ない方で無言の時間が長いけど、 その時間が嫌だとは思わなかった。 「ミヤ見てく?」 この日、最初に口を開いたのは三澤くんだった。 それもお家への招待。 ミヤちゃんに会えるなら・・・ 「はい!行きます!」 尻尾振って行きます。 だって究極に可愛いんですもん。