手を・・・繋ぐって事で合ってるんでしょうか。 あたしが怖くないように・・・? 「置いてくぞ」 歩きだそうとする三澤くんの腕にしがみつき、 あたしはそっと三澤くんの手に自分の手を重ねた。 温かくて大きな手。 不思議とさっきまでの恐怖心が薄れた気がした。 ありがとう・・・三澤くん。 出口が見えて僅かな隙間から光が漏れていた。 未だに繋いだままの手。 こうゆうのってあたしから離すべきなんでしょうか。 ためらってる間に出口についてしまった。 「あの・・・三澤くんありがとう・・・。」