中でも母親のお気に入りは鳥さん。綺麗な羽や鳴き声で和ませてくれる。

インコ、カナリア、文鳥、雌のウズラ。いろんな種類の鳥が家族の一員として暮らした。


私はワンコ派だけど、鳥も好き。
インコや文鳥の雛は、お湯で柔らかくした粟玉をシリンジで与え、手乗りにした。

うずら(ウズちゃん)は、焦げ茶色のモヘアの毛糸玉みたいな子。お爺ちゃんが庭に小さな小屋を作ってくれたので、藁を敷いて卵を産ませた(無精卵だから美味しく頂いちゃう)


私のペットヒストリーのなかでも1番可愛がっていたのは、私が高校卒業の春まで生きたヨウムの「よーちゃん」。


よーちゃんはお父さんの知り合いから譲り受けた鳥で、うちに来た時には結構なじーちゃん(ばーちゃんかも?性別不明だった)


グレイの羽と真っ赤な尾っぽ、きりりとしたお目めのよーちゃんは、お喋りが上手で人懐こくとても賢い。

なんでもヨウムって3歳児並みの知能を持つっていう説もあるくらいだから。よーちゃんも例外じゃなかった。


わかこー、ママ、ゴハン食べたいよ、よーちゃん、ミンナ好きよーとか。いつ頃か猫や犬の鳴き声も真似するようになってて。
それが面白くて。