「なっちゃん、旅行行こう」


「どこに?」


「なっちゃんちの別荘に、すねないで、やっとおじさんの許可おりたんだからね、俺たちに自由な事はないんでしょ?」


「う~ん・・・・そうだけど」


「二人きりになれるんだよ、どこでも同じだよ」


「・・・・・・」


「明日迎えに来るから」

「彼女が乗った車はいやだからね」


「わかった・・・・じゃあ明日」