正確には、祐理にいじめられていた冬子という子をいじめるように言われて… 鞄を燃やした時の傷。 あの後は…大変だった。 ボヤ騒ぎになって皆で冬子のせいにして…でも冬子を庇う人がいた。 その人のおかげで強くなれた… 誰かを犠牲にしないと、幸せになんかなれない。 そう思ってた。それは今も…。 でも、それは本当の〝幸せ〟じゃなかったんだね…