頑張る …きっと頑張れるから…。 その夜はすぐに眠ってしまった。 …朝? ベットから起きて部屋を出た 「だから違うって言ってるでしょ!?」 「お前が鈴実を連れ出したんだろう」 頬を叩かれて手で押さえているお母さん。 …これは、夢? じゃ…ないよね…… 私は 少し寝起きのぼけた気持ちで 何でここにお父さんがいるのか考えていた。 「とにかく! 鈴実は連れて帰る」