後ろから、トンッと肩に手をおかれた。 「ぎゃーっっっ!!」 最強のお化け屋敷並みに叫んで、走って逃げる。 なのに、後ろから追ってくる気配がする。 それも、だいたい3人くらい。 もう、終わりだ。 諦めの早い私は、急に速度を緩め、止まった。 私なんか、もうなっちゃんと同じようにこの場で殴られ続けて、死んじゃえばいいんだ。 もう、何もかもが嫌だ。