君と僕を繋ぐ橋


相田くんが追ってくることはなかったから、途中で、教室によって、一休みする。

当然、だれもいなくて、ふぅ、そう一息ついて、なっちゃんの机に向かって歩く。



なっちゃんの机は落書きだらけで、死ねとかバカとかゴミとか書いてある。

もう、黒だけじゃなくて、色んな色で染められてた。

机の中は……うっ!

吐き気がしそう。

もともと、置き勉してたなっちゃんは、教科書は破られ、悪口が書いてある。

それに、ゴミがたくさんつまってる。

紙くずなんかじゃなくって、生ゴミとか……。