「…大丈夫?」

……え?だれ?

そう思ってると、彼女は笑って、

「私の名前は、篠崎 千夏。
千夏ってよんでね。えっと、確か隣のクラスだよね!名前は何て言うの?」

「早川、希美です。」

「ふふっ、じゃあ希美ね!これから、よろしくっ!」

光がさした気がした。
いつも辛くて悲しくて、でもどうしようもなかった日々に。

普通にクラスメイトとは仲が良いけど、いっつもなっちゃんの付け足しで私。見たいでやだった。