【アイコ】の再生が終わった。
俺は無言で、次の【リコ】を再生させた。
マナは嗚咽を押し殺しながら、泣いていた。
聞いたら絶対マナが泣くって、わかっていた。
「勘違い…しないでほしい…。
俺はマナを泣かせたくて、聴かせたんじゃない。
俺は…俺は……!」
俺を許してほしい、なんて甘いことは言わない。
許されない――殺人を俺は犯した。
俺は罰せられるべき人間なのは、わかっている。
「かっ…けっ……るっ………」
「何だマナ。何でも言え」
「もっと…強く…抱きしめてっ……!」
ぎゅっと、抱きしめる力を強くする。
いつしか、俺も涙を流していた。
「愛、してるよ…マナ」
これが俺の精一杯の、マナへの愛情表現。


