「カケルっ!」
さっきまでうあうあ言っていたあたし。
そんなあたしがいきなり叫んだからか。
カケルは動きを止めた。
「嘘だよね?嘘だよね?
エリを殺したなんて嘘だよね?
カケルが殺人犯なわけないよね?」
一気に早口でまくしたてる。
カケルはにっこり笑った。
あの、完璧すぎる笑顔で。
「言ったでしょ?
俺が犯人だよ。
俺が女の子たち、殺したの」
「どうっして……」
「理由?
そんなのマナに話す義務はないでしょ。
マナはこれから俺に殺されるんだから。
殺される奴に、知る権利なんて、ねぇんだよ」
ギュッ、とあたしの首に手をかけるカケル。
あたしはベッドに押し倒された。


