ラーメン屋を出た私たちは ショッピングモールをぶらぶらした。 時刻は夕方5時。 12月のこの時間、辺りはすでに薄暗い。 「先輩、このあと少し時間下さい。」 CDショップで視聴する私に話しかけた 「えっ、なに?どっか行くの?」 「ええ、この先の公園、行きましょう」 「公園?鬼ごっこでもする気?」 「まあ、そんなとこですね」 入家君がなんだかちょっと悲しげに笑った。 なんでそんな辛そうな顔をするんだろう? やはり、よくわかんない。 私が考えている以上に 入家 皐月は複雑な人間だ。