お前のとなりは俺だから



やはり犯人は、西原達で……。


もう、あいつらに名前を呼ばれていることに、吐き気を覚えながらも、笑顔で対応する。


「どうしたの?」


私がそう言うと、あいつらは「おはなししよーよー!」と、ニコニコ笑いながら言った。


今は昼休み。

私は、楓と皐月の三人で、天気がいいから、外で食べる?、なーんて話していた時に、この呼び出し。


「また、あいつらかよ」


皐月が、イライラしたように舌打ちをした。


「ここんとこ、夏菜、ずっと呼ばれてるよね」


楓も、不思議そうな顔をしてそう言った。


「いっつも、何してんの?」


楓のその質問に、ギクリとしながらも、「フツーに、話してるだけだよ?」と言うと、「ふうーん」と返ってくる。


「じゃあ、二人は先に行って食べてて? 私、後から行くから!」


私はそう言うと、自分のお弁当を持ち、西原たちの方へ、走っていった。