そんなふうに言うと、楓はコクコクッと、一人で首を縦に振っていた。
が、すぐに真面目な顔をして、「やってるやつ、多分あいつらでしょ」と、チラリと見ながら言った。
視線の先に居るのは……
「西原?」
私がそう呟くと、「あいつらくらいしかいないでしょ」と眉間にしわを寄せながらそう言った。
「夏菜、皐月には言わないの?」
そう聞かれた私は、すぐにコクリと頷いた。
「皐月には、知られたくない」
私がそういったところで、タイミングよく皐月が帰ってきた。
「お前ら二人共、今日の朝から変じゃね?」
と、まさかの質門に、私はお茶を吹きそうになった。
「な、なんで?」
「んー、なんかキョドってるっ、つーか……、なんつーか……」
え、私、挙動不審になってたの?


