「ほんとに大丈夫？ 無理してない？」


私が畳み掛けるようにしてそう聞くと、優太は大きな溜め息をついた。


「なんで溜め息！？ 人がせっかく心配して‥‥‥！！」


私がそう言うと、さっきと比べ物にならないほど、大きな溜め息を口から吐いた。

そして、


「だから、だよ」


と、私を見ながら言ったのだった。


「だからって、どーいう意味よ」


私がそう聞くと、優太は答える。


「だって由希って、
見かけによらず心配性なんだもん」

「‥‥‥なんか一言余計じゃない？」