私が後ろに隠している何かを見ようとすると、優太は慌てて、後ろへ下がった。 「見られたらダメなものでも入ってるの?」 「そ、そういうわけじゃ‥‥‥」 「じゃあ見せてよ」 「絶対ヤダ」 ‥‥‥くそ、なかなか折れないな‥‥‥ 「あっ!」 「え?」 「隙あり〜!」 すっごく初歩的な罠にかかってくれた瞬間。 私はその隙を見逃さず、優太の後ろに隠された、袋状だろうと思われるものを取り上げた。