「あ、えー……、急に……どうしたんだ?」 聖矢がそう言うと、優太は、言葉を詰まらせつつも、ハッキリとした声で言う。 「ママがいなくなったのは……っ、僕の……っ、せいなんでしょ……っ?」 ◇◆◇ 「私達は、その言葉を聞いた時、優太に何も言ってやれなかった」 そう言った聖さんは、少し冷めてしまったコーヒーに口をつけ、息を吐き出す。 「三神家で誕生日を祝わなくなったのはそれからだ」 「え?」 それを聞いた私は、驚いて声を上げる。 「誕生日を祝わなくなった?」