あれから優太は、泣き疲れたのか、スースーと寝息を立てながら眠った。
優太も寝たことだし……と、私が部屋から出ようとすると、いつの間に出ていたのか、美涼姉ちゃんが部屋に入ってきた。
「どうなったの?」
そう聞かれた私は、もとに戻ったと報告すると、美涼姉ちゃんは、ホッとしたような顔を見せた。
「良かった」
そう言いながらニッコリと微笑んだ美涼姉ちゃん。
「もうこれ以上、優太に辛い思いはしてほしくないしね……」
「……え?」
美涼姉ちゃんの、悲痛な面持ちに、私は驚いた。
瞬間、美涼姉ちゃんは、なんとも無いような顔をして、「ううん」と言い、
「ほら、由希ちゃんも疲れたでしょ? 自分の部屋に戻って休みなさい」
「え、でも……」


