……どうして……、優太が死んじゃうの……?
「病気だよ。かなり前から、余命宣告されてた。この年を超えれるかどうか危ういとさえ言われてた。まぁ、まだ生きてるけど」
優太は、淡々と話す。
まるでそこに、感情が無いかのように……。
「俺達が昔に交わした約束、思い出したんだよね?」
優太にそう言われて、コクリと頷く。
「アホだよな、俺……」
「普通に考えて、叶うわけないのに」と、自虐的な笑みを浮かべる。
「でも、優太はちゃんと……」
私がそう言うと、優太はゆっくりと首を振った。
「違うよ……。死ぬ前にもう一度、由希に会いたかったから……。だから、姉ちゃん達に無理言って転校させてもらった」
「さ、最後って……」
私がそう言うと、優太はニコリと笑った。


