「……優太?」 「それが……から……だよ……」 「え?」 「……それができないから言ってるんだよ!」 優太は今までつけていた酸素マスクを手で外す。 「俺は、もうすぐ死ぬんだ」 「……え……?」 私は聞き間違いだと思いたくて……。もう一度聞き直す。 「今……なんて……」 私がそう聞くと、優太は顔を俯かせて言った。 「俺はもうすぐ……死ぬんだよ……」