明日へのヒカリ



「どうしてこのタイミングで……、思い出しちゃうかな……」


そう言いながら優太は、自由な方の腕で、自分の顔を隠した。


「ねぇ、なんで別れようって言ったの」

「何回同じ質問してるの。ずっと言ってるでしょ。俺じゃ幸せに出来ないからって」

「ねぇ、私の幸せって……何?」


私がそう言うと、


「そりゃ……、由希をしっかり守ってくれて……大事にしてくれる人? そんな人と一緒に居ること……だと思う」


と、優太は言った。