「……え?」 私は驚いて、優太に目を向ける。 「ゆう……、優太……。優太!!」 私が大きな声で名前を呼ぶと、優太は薄っすらと目を開いた。 「……ここは……」 「病院だよ。……良かった……」 私が大きく、安堵の息を吐くと、優太は少し掠れた声を出す。 「どうして由希がここに居るの」 「ねぇ、優太……」 「姉ちゃんとか……、兄ちゃんは?」