「私、優太が何かしてくれるから好きなんじゃない」 「うん」 「私、何もしてくれなくていい。ただ、一緒にいたいだけなの」 美涼姉ちゃんは、ゆっくりと相槌を打ってくれる。 「本当に、本当に……。なにも特別なことなんて望んでないのに……。それでも、ダメなのかな……?」 私がそう言ったところで、美涼姉ちゃんは、私の頭をそっと撫でた。 「由希ちゃん。その気持ち、全部本人にぶつけちゃいなさい」 「……え?」 私が、どういうことなのかと疑問に思った時、「目が覚めたみたい」と、言った。