「そんなにおどろかせちゃった? ごめんね」 そう言いながら、男の子はションボリした。 「う、ううん。こっちこそごめんね? ちょっと、ビックリしただけだよ」 そう言いながら、私がニコリと笑うと、男の子もホッとしたように笑った。 「ぼく、きみの隣のベッドなんだよ。優太っていうんだ。よろしくね」 「そーなんだ……。由希だよ。よろしくね」 そう言って、二人で笑いあっていた……。 くすぐったいような気持ちが、心に広がっていく。 ……あぁ、そうだ……。 これが、優太と初めて会った日……。