「そういや、もうすぐクリスマスだねー」 私が、あちこちで見かけるクリスマスツリーを見て、しみじみとそう言った。 今年のクリスマスは、優太と一緒に居たいな……。 って言っても、明日がもうイブなんだけどね。 お母さんの仕事が、ちょうどクリスマスの日に休みらしい。 だから、ケーキを作ると言って張り切っていたから、家に来てもらって……。 一緒にケーキ食べてー……。 「俺、クリスマス、嫌い」 そんな風に、想像を膨らましていると、優太が冷めた顔でそう言った。