「はぁぁあああっ!!?」
「あらまー、あらまーって、……え? 私?」
そんな姉ちゃんを見て、兄ちゃんが言う。
「そうだよ! 姉貴だよっ!! ……ったく、何、他人事みたいに言ってんだか」
しかし俺は、一発くらい殴ってやろうと思っていた犯人が、まさかの姉ちゃんだったことに驚き、頭の中が整理できていない状態だった。
「ってか、姉ちゃん! 一体、何してくれてんだよっ!!」
―――……
―――――………
「ってなって、まぁ……避けられてる意味がわかったんだよ」
優太は、苦笑いしながらそう言った。
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