「じゃあ、何? 楓花さんとは、無理矢理結婚させられるわけ?」
「いや、だからそれは……」
「そんなわけないよね? 二人で仲良さそうに買い物までしておいて何言ってんの?」
「いや、だからそれも……」
優太が、なにかを言いかけたが、私はそれを遮って言葉を発する。
「よく家に来て、一緒に夜ご飯食べるくらい仲いいんでしょ? 今更、そんなこと言われたって……」
「あー、もう! 人の話を聞けよっ!!」
「……何よ」
私が落ち着いてそう返すと、優太も落ち着いて話を始めた。
「いいか? 由希は、まず人の話を、はじめから最後まで聞け」
「だから何よっ!!」


