私がそう躊躇っていると、優太が助け船を出してくれる。
「そんな心配無用だよ。それに、最近二人、忙しくてデートしてないでしょ」
優太のそれを聞いた二人はサッと顔を赤くした。
「なっ、そんな事……」
「二人は今日楽しんできなよ! 私達の事なんて、心配しなくていいからさ!」
美咲がなにか言う前に私はそう言って、二人をグイグイと押しながら教室のドアから二人を出した。
「ほんとに大丈夫なの?」
まだ心配してくれている美咲を安心させるため、私は笑顔で「うん!」と、元気よく言った。
……で、今に至る。
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