すると‥‥‥
「海斗くん?」
そう。そこにいたのは、双子の弟である海斗くんが、すごく申し訳無さそうに眉を八の字にして、今にも泣きそうな顔で立っていたのだった。
「ごめん…なさい‥‥‥」
そんな海斗くんを見た私は、ニッコリ笑って
「大丈夫、大丈夫〜!
気にしなくていいからね!」
私がそう言っても海斗くんは、なかなか八の字眉を戻してくれない。
そんな海斗くんに、私は優しく語りかける。
「海斗くん、
お手伝いしてくれようとしたの?」
私がそう聞くと、海斗くんは、コクリと頷く。
「なら、謝る必要ないでしょ?」


