「……いいの……っ、まだ、このままがいい……」 駄々をこねて、自分からくっつく。 子供っぽいって分かってても、やっぱり好きだから。 どーしようもないの────。 「色っぽい声出しといて、それは反則だから……っ。 俺、このままじゃ色々ヤバいと思ったから離れたのに」 いつもは無表情の顔を苦しそうに赤く歪めた。