《アイside》 ぶすっとむくれたレンは、寝転ぶあたしと同じ目線の位置に頭をぽすっと置くと、 目が合うように向かい合わせになった。 なんだか……ちょっと機嫌悪い? てゆーか、この距離はやばくないですか……? だってあたし、横向きになって寝てるんだよっ? 後ろは壁。目の前はレン。 ベッドの幅だって限られてるわけだし。 その上にあたしとレンの頭。 当然間は近くなるわけで。