────って、あたし何考えてんだろ? 好き? そんなわけないじゃん。 だって、コイツはただの幼馴染みで────。 「もっと食えば?……俺、アイが美味しそーに食べてるとこ、好き」 ドキドキに重なるようにして増す、ドキドキ。 そんな風に見ないでよ────っ。 喉の奥が、むずむずとくすぐったい。