「あ、もうこんな時間。ほら、アイ!……レンくんが待ってるんじゃなかったの?」



「あっ、忘れてた!行ってきまーす!」




お母さんの声に押され、朝食をかきこんで、急いで靴を履く。




玄関をガチャッと開くと、そこには見慣れた幼馴染みの姿があった。