「誰もいないんじゃ、俺やります」



沈黙を破ったのは、真島 紘生くん。


結構お調子者。けどノリが良くて、みんなに好かれてる。

色素の薄い茶色の髪の毛が、ちょっと白い肌を際立たせていて。

かなりのイケメン。



「おー、意外だな。よし、決まり」



「えぇ、こーせい、やんのかよー!ちゃんと出来んのかー。道具とか壊したりすんなよーぉ」

「あははははははは!!!」


「ったく……出来るっつの!」



みんなに冷やかされ、いじられる真島くん。



……ふっ、面白いひとだなぁ。





まぁ、そんなわけで決定。


レン、あたし約束守ったから。今度なんかおごってよね。